わたしを消す

ある書店が死にたくなったら読む本のフェアをはじめたそうだわたしは死にたくなったら読むような小説しか書いていない死ぬことを考えている若者に一冊を勧めるなら逆さの月かなぁあるいはPの刺激に収録したガラスの泡かもしれない。 『ぼっちの帝国は生きるための小説として書いた書くのも自傷だし書いたものを消すのも自傷ていうか生きてて楽しい幸せ! ってひと小説読まなくない? 実人生で充分じゃんあと基本的に小説は生きる役には立たないねサミズダートの小説にしがみついて圧政を生き抜いたひとたちがいるのは知っているしわたしもまた虐待をそのようにして生き延びはしたのだけれどだからといってこの人生がましになることはない苦しまなきゃいけないような人生ならそもそも小説と関係なく苦しいでしょ小説なんか読もうが読むまいが変わりないそこまでの力は小説にはないわたしはほんのちょっとだけキリスト教徒なのでどこの教会にも所属してはいない)、 言葉の力をそれなりに信じてはいるけれどそれでもそれは何も救わないそのことを経験として知っている生まれつき愛された人間だけが救われる小説は何も変えられないでもしがみついてしまうんだよtwitterのような公の場にこういうたわごとを書いては消すという習慣が不健康なのは知っているそれだけのためにBuddyPress戻そうかなぁ金を出して借りたサーバでだれも見ていない場所で何をやろうが文句をいわれる筋合いはない書いて書いて書いて何もかも消す他人の眼に映る自分を罰するわたしはわたしを垂れ流すわたしを消しつづける