真夜中のパレード

そもそも他人に読まれるようなものは書いていない本にまとめたらだれでも自由に持っていけるようにしてあとは知らんって感じにしたい商品として人前に出すとどうしても無能を意識させられる金というのは絶対的な基準であり優劣をまざまざと見せつけられるからだ価値がない事実は知っているけれどわざわざ意識したくない売りさえしなければだれがどれだけ持って行ったかわからないようにしてさえおけば読まれようが読まれまいが気にならない

執筆や出版もまた社会スキルを競う場だSNSで媚を売りまくり無料キャンペーンでランキングの露出を高めればいいと同時にリアルの会合にも抜け目なく顔を出し名刺を配りまくり媚と顔を売る商売という土俵に本を出すならばそうすべきだとわかってはいるけれどやりたくないし能力もない他人と能力を較べられる行為は向いてないのだ己の無価値は痛いほど知っているすぐばれる嘘もつきたくないむしろ商売ならずともどんな土俵にも立ちたくないSNSもしかり社会スキルがはかられる場なんてまっぴらごめんだ

どれだけのことができるのか自分に証明するために書いている他人との比較や社会における価値の話ではない自分がどれだけマシになれるか何ひとつまっとうにやれない人間にどれだけのことがやれるのかただ知りたいだけなのださまざまな場所で何度も説明してきたのだけれど伝わったためしがない自己満足や承認欲求の話にすり替えられてしまう健常者には理解できないのだただ普通に生きてさえいればなんでもまっとうにやれてしまうからそうした輝かしいひとたちが視界に入ってくるのはつらい社会スキルのなさが自己肯定感を低下させ書く元気を奪うのであれば他人と関わらないことだ読まれようが読まれまいが知ったことではないそんなことは副次的な結果でしかないまずはいいものを書くことだ

まわりを気にせず書いていきたい