パターソン氏のように

サイト上で小説の連載からepub化までを行いさらにASINを入力するだけでランディングページを自動生成させるそのすべてをフロントエンドで完結させたいBuddyPressと連携したフロントエンドのブログ投稿機能知るかぎりプラグインが三種類ほど存在する)、 ランディングページはWP User FrontendとAmazon.jsとの組み合わせepubとPDFの生成はPriPreで技術的には実現できるしかしPriPreはフロントエンドで使えない記事数が増えると編集が極端にやりづらくなるし生成されるepubの品質も悪いそもそもひらかれたWebとパッケージ化された本とでは見せ方が違う結局なおさねばならないのであればHagoromoに貼りつけて編集してからepub化するほうがいいAmazon.jsでランディングページを自動生成する方法はアイキャッチに書影を設定するか否かによって変わるバナー的な画像を別に用意するのなら書影もAmazon.jsで表示できる書影をアイキャッチにするのであればAmazon.jsでやれるのは出版社名と価格あとはせいぜいがページ数や判型くらい紹介文も権利の関係で自動取得できないので手入力せねばならないカート機能をつけてデータ販売をすることも考えている個人情報やクレジット情報を預かる責任は重すぎるしかし実際にはだれも購入しないのだからセキュリティに悩む必要はないのかもしれない

現状はサイトにも本にも不満しかないいいと思えるものを何も実現できていない何をやりたいのか。 「このひとみたいになりたいというお手本に出逢えたらめざすところが見えやすくなるかもしれないしかし現実には尊敬できる才能はいてもなおかつ似たようなことをやっているひとにはいまだ出逢えていないたとえば書いたものをWordPressで公開することについて調べると大抵のことは何年も先に破滅派さんが試みているしかし彼らはあくまで開発者の視点で文学同人誌をやっているそれらはインターネットと親和性があるしまたインターネットにまつわる営利企業であるからにはそうでなければならない人格OverDriveがやりたいのは文学同人誌ではない開発者のような社会的価値のある視点も持ち合わせていない好きな小説がたくさんある個人の視点であるいはわかりやすさ社会のニーズから疎外された個人の視点で読んで書いて出版する手段をめざしているWordPressの標語であるところの出版を民主化するというのはしっくりくるほんとうは読書の民主化ということもいいたいのだけれどこれはわからないわれわれは見せられたものしか見えないからだ政治家やマスコミや広告代理店やgoogleやAmazonといった連中が見せたいと思ったものしか知り得ない

もしかしたら世間にはジム・ジャームッシュの映画パターソンの主人公みたいな才能がごまんといるのかもしれないパターソン氏は詩人として有名になりたいとか社会的経済的に成功したいなどといったことは考えていないやっているのはそういうことではないかといって書くもの書いたものがどうでもいいわけでもない犬に引き裂かれたら茫然としてしまうほど大切にしているあの映画ではもし彼の詩がインターネットに公開されたら話題になりかねないような気配があったけれども現実のパターソン氏はそうはなるまいインターネットでは本物の才能はまず知られない異質でわかりにくいからだバズるのはわかりやすい言葉政治家や大企業など力のあるひとたちにとってのニーズがある言葉であってそうでないものはどれだけわれわれのニーズがあっても力のあるひとたちにとって無価値であったり都合が悪かったりすればニーズがないということにされ、 「笑いものにされ淘汰される」。 淘汰されたものは知り得ないので知り得ないものについては何もいうことができないただしもしもパターソン氏が書いたものを出版したいと考えたらそうする手段はあっていい自分にとっての小説やサイト出版レーベルはそのようなものだAmazonはその手段にはならない

具体的にどうなれば満足なのか自分でもよくわからないだれにも届かないので不満なのか他者の評価とは関係がない他人に認められるのが目的ではないそもそもがだれに届くはずもないものを書いている他者は異質なものを貶めるだけであり自己肯定感を低下させる要因でしかないプロの作家になりたいわけでもないしたとえばYouTuberのようにストアの仕組みを利用して稼ぐコバンザメみたいな業者になりたいわけでもないましてやそのような社会的成功で賞賛されたいわけでもない自分で自分をOKだと思いたいだけだ突きつめればそのためにやっている自分のなかだけで納得できればそれでいいのだ人生の質というのは案外そういうことにかかわるのではないかそれはたとえばけっして客を招かない部屋の家具に凝るようなものだ本当に自分で納得できるものを実現したい成し遂げたものを眺めていい仕事をしたと満足できるものを実現したい一方で矛盾するようだけれどだれかの心を揺り動かしたり勇気づけたりするためにも書いている何も心に残らないような小説なら書く意味はない